October, 1, 2024--ARTグランプリは、開発時間の短縮とトラック上でのパフォーマンス向上に役立つ部品の製造にROBOZE社の3Dプリンティング技術を選択した。
両組織は、この提携がフォーミュラ2(FIA F2)、フォーミュラ3(FIA F3)、およびフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ・バイ・アルピーヌ(FRECA)において、先進的な生産技術を使う突破口になると考えている。
ROBOZE社と提携したARTグランプリは、カーボンPEEKやカーボンPAプロなどの高度な材料を活用し、その機械的、熱的、化学的耐性、および軽量機能を活用する。
「先進的な製造に先見性を持つ企業であるROBOZE社と協力できることを嬉しく思う」と、ARTグランプリのテクニカルディレクターであるフレデリック・グヨー氏(Frederic Guyot)は述べている。「同社の技術により、競争力を維持するために不可欠な、より軽量で強力な部品を製造できる。提携することで、イノベーションの限界を押し広げ、あらゆる競争で優位に立つことができる」。
ROBOZE社は、MotoGPのドゥカティチームとヤマハチーム、フォーミュラE (FIA Formula E)のエンヴィジョンチーム、Visa Cash App RB F1チームなどと、すでに提携している3Dプリンターメーカーであり、ARTグランプリは、ROBOZE社と提携する最新のモータースポーツ組織となった。
「ARTグランプリとの提携は当社にとって素晴らしい機会だ」と、ROBOZE社のEMEA航空宇宙・モビリティ事業開発マネージャーであるデヴィッド・シエナ氏(David Schiena)は付け加えた。「当社は、モータースポーツ界において確かな経験を積み、自社のテクノロジーが競技パフォーマンスを変えることを目の当たりにしてきた。この経験をARTグランプリに持ち込み、車両の効率とパフォーマンスの向上に貢献できることに期待を膨らませている。この提携により、あらゆる細部が重要となる分野で、引き続き変化を生み出すことができる」。