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小児患者向け3Dプリンティング薬剤を研究

December, 5, 2023, Texas--テキサスA&M大学(Texas A&M University College of Engineering)の研究者は、国立衛生研究所(NIH)からの約300万ドルの助成金により、小児患者の投薬管理に変革を起こす画期的なプロジェクトを主導する。

この先駆的な取組は、積層造形(3Dプリンティング)を使用して、幼児の固有ニーズに合わせカスタマイズされたタブレット作成を研究している。このプロジェクトは、工学部、薬学部、獣医学部および生物医科学部の専門家の学際的な協働である。

従来の製造方法では、標準化された投与量とサイズの大量生産された薬用錠剤が作られる。ただし、体重と投与量の要件が頻繁に変化するため、小児および老人の患者は、薬を効果的に投与する際により大きな柔軟性を必要としている。

工学技術・産業流通学科の共同主任研究者兼准教授、Dr. Mathew A. Kuttolamadomとチームは、それに応じて投薬量と錠剤サイズを調整することにより、乳児から17歳までの小児患者の進化するニーズに適応する製造方法に取り組む。

AM利用を検討することに加えて、チームは医薬品の完全性と有効性を維持するために取り組んでいる。

「医薬品のAMは、金属やセラミックのAMとは大きく異なる比較的新しいプロセスである」とKuttolamadom氏は話している。「われわれの主な課題は、この新しいプロセスを理解し、医薬品特有のユニークな側面を解明することにある。これらの課題を克服することは、この分野を進歩させ、医薬品の有効性が製造プロセス全体/それ以降も損なわれないようにするために不可欠である」。

従来の大量生産された医薬品は、小児腫瘍学で必要とされる柔軟性に欠けてる。3Dプリンティングの機能を活用することで、1錠内に、サイズと投与量、および複数の薬の組み合わせに関して薬をカスタマイズできる。
(詳細は、https://today.tamu.edu/)