December, 8, 2022, Stuttgart--MATRIX VISIONの新しいBVS 3D-RV1 3Dカメラは、12 Mpixelセンサ搭載で、特に、広い表示領域で小さくて複雑な部品の取扱に求められる検出精度レベルを達成している。
その結果、同カメラは、例えば産業オートメーションや物流の要求の厳しいビンピッキング・アプリケーションに適している。組込パタンプロジェクタは、視覚的テクスチャがほとんどない難しい部品、シーンを最適化する。供給ソフトウエアは、GigE VisionおよびGenICam標準準拠を保証しており、したがって顧客独自アプリケーションやサードパーティの3Dソフトウエアとの柔軟な統合を保証している。
自動化や物流で小型部品を確実に検出
推奨作動距離4mまでの大きな検出領域でも小さな部品を検出、ハンドリング用に特に開発されたMATRIX VISION BVS 3D-RV1ステレオカメラは、最先端の12 MpixelグローバルシャッタCMOSセンサを搭載している。その結果、詳細な点群、深さ、確かさやエラー画像が、複雑なオートメーションや物流作業の基盤となっている。奥行き画像計算のための画像データは、GbEインタフェースで並列転送される。すなわち、解像度とGPU性能により、9 Hzの繰り返しレートが達成可能である。カメラは、GigE Vision標準にしたがって動作し、GenICAM-適合ソフトウエアインタフェースを持つ。これは、ユーザにとって高度な柔軟性を保証しており、ユーザは供給されているSGM Producerライブラリ、HalconおよびHalcon OpenCVなどのサードパーティプロバイダのソフトウエアに適合している。
カメラは、ロバストなIP54設計と受動冷却により産業環境に最適化されている。検出すべき物体、作業環境にテクスチャがほとんどなくても、組込パタンプロジェクタが、情報密度向上と改善されたステレオマッチングを保証する。さらに、調整可能なカメラレンズと組込プロジェクタにより、カメラが使用されるワーキングエリアに関係なく、適切な結果が得られる。
さらに、広範な付属品が、幅広いアプリケーション条件に迅速かつ柔軟な実装を保証する。
(詳細は、https://www.matrix-vision.com)