March, 25, 2022, Montreal--AON3Dは、同社のAON M2高温産業用3Dプリンタが、オプションのファームウエアアップグレードを受けることで、複製モードとミラーモード3Dプリンティングが可能になると発表した。
この強力な新機能は、新規装置と既存のM2+装置の出力を2倍にし、増え続ける工場フロアの要求に応える。世界で最も進んだ熱可塑性プラスチック、クラス最大の構築量、部品の後加工を最小化する機能と相俟って、AONM 2+は、引き続き、世界中の企業が選択する迅速製造ソリューションであり、他の高温3Dプリンタと比べて、半分の時間で機能性最終用途部品を製造することができる。
このアップグレードによりAON M2+は、独立した二重押出(IDEX)システムで、同じ部品を2つプリントすることができる。あるいは、2つのミラー部品を同時プリントできるので、装置の出力は2倍になる。製造能力増に加えて、IDEXシステムは、設計自由度を高めている、大きな内部形状や、水溶性サポートオプションを備えた非線形穴をプリントする能力などである。これにより労働集約機な後加工が低減される。
現在、入手可能なIDEXを備えた他の3Dプリンタと違い、AON M2+は、PEEK、PEKKやULTEMなどのハイパフォーマンス材料をプリントできる。これらは、現在、3Dプリンティングで利用できる、以下のような最強にして最良の特性を提供する。
・多くの金属に比べて高い荷重配分比強度
・高耐熱性、温度260℃まで連続利用
・高い化学的&炭化水素耐性
・低摩擦/高摩耗耐性
複製モードアップグレードによりAON M2+は、市場にある60000ドル高温3Dプリンタと比べて、2倍サイズ、2倍出力、材料オプション増となる。複製とミラーモードは、今秋までにファームウエアアップグレードにより提供可能になる。既存のAON M2+サクセスプランの顧客は、無料でアップグレードを受けることができる。
(詳細は、https://www.aon3d.com/)