January, 6, 2025--ダイマンション社、クリーニングと表面処理機能を備えた「Powershot X」を発表
独ダイマンション社(DyeMansion)は、「Powershot」シリーズの新製品である「PowerShot X」と、後処理システム「DM60 Reservoir」の改良版を発表するとともに、「Automotive ColorsX」にも新製品を追加した。
同社は、これらの新世代製品をFormnextで発表した。
ダイマンション社によると、PowerShot Xは、新世代の自動ブラスト技術を具現化するシステムだという。PolyShot Xは、クリーニングプロセス、表面処理プロセス、クリーニングと表面処理を組み合わせたプロセスを実行することができる。これは、さらなる適応性を顧客に提供すると、同社は述べている。PolyShot Xのその他の主な特長の1つが、柔軟性の高いワークフローである。生産ニーズに応じてユーザーがモードを切り替えることが可能で、メーカーは、生産量や品質要求の変化にすばやく対応することができる。
一方、同社の新世代のDM60 Reservoirは、あらゆる生産量に対応する、ブラック染色のためのソリューションで、環境に配慮しつつコストを削減するように改良されている。内蔵センサによって、各染色サイクルの正確な水使用量を管理することにより、SからXLまでの複数の染色体積に対応し、ブラック染色水を最大12回再利用することができる。同社によると、前のサイクルの残留熱の活用によって処理時間は最大30%短縮し、カートリッジの一括購入によってブラック染色コストは50%以上削減されるという。真水の消費量と廃水の排出量も12分の1に削減されるとのことだ。
最後に、Automotive ColorsXの新製品は、自動車業界の厳しい要求に応えることを特に目的として設計されており、光と熱に対する高い耐性が求められる用途に適しているという。色の安定性と耐久性を確保しつつ、コストを削減すると、ダイマンション社は主張している。Automotive ColorsXシリーズのカラーは、D47 1431規格に基づく試験で、最大で従来の4倍のグレースケール値を達成する。ダイマンション社は、美観や機能に関する顧客の具体的なニーズに合わせて、同社の製品をカスタマイズすることもできる。