November, 28, 2024--化粧品業界向けパッケージを提供する伊バララン社(Baralan)は、米ストラタシス社(Stratasys)のPolyJet技術を活用して、ガラスやプラスチック容器のエンドユース部品を製造している。
3Dプリント技術の導入により、バララン社のクライアントは、個別化されたフル装飾のパッケージを小ロット生産において使用することができる。
バララン社はPolyJet技術を活用することで、ボトルや容器に直接、複数の色と多様な効果を持つデザインを施すことが可能になった。これにより、従来工法の制約が克服されるとともに、ブランド独自の目を引くパッケージを製作する柔軟性が提供されると、同社は述べている。
バララン社のグローバルR&Dマネージャーを務めるマウリツィオ・フィカデンティ氏(Maurizio Ficcadenti)は、「製品の個別化はブランドイメージにとって不可欠である。ストラタシス社のソリューションにより、装置への高額な投資を必要とすることなく、一目でそれとわかるユニークなパッケージが提供できるようになった。このアプローチは当社の持続可能性目標に合致しており、これによって当社は、化粧品業界におけるエコフレンドリーでありながら個性的なパッケージオプションに対する需要の高まりに応えることができる」と述べた。
「バララン社とのコラボレーションは、当社の技術が化粧品分野におけるイノベーションをどのように推進しているかを示している」と、ストラタシス社の消費者向けソリューショングローバルセールスおよび材料事業担当シニアVPを務めるゼハビット・レイシン氏(Zehavit Reisin)は述べた。「フルカラー、マルチマテリアル対応でテクスチャや透明性を再現する当社の機能を活用して、さまざまな基材でさまざまな特性をサポートすることにより、ブランド各社はそれぞれのパッケージングソリューションにおいて、さらなる創造の自由と持続可能性を実現することができる」。