October, 25, 2024--RICOH USAとInsight Surgeryは提携し、小児、成人の整形外科および顎顔面外科手術用の患者別手術ガイドを市場に投入する。
この提携により、これらの高度な手術ツールへのアクセスが広がり、整形外科、整形外科腫瘍学、顎顔面外科手術における手術の精度と治療基準が向上する。
この提携を通じて、RICOH 3D for Healthcareは、小児および成人の骨切り術、骨盤手術、上肢および下肢の変形矯正、整形外科腫瘍学、同種移植の調達と成形など、さまざまな用途に合わせてカスタマイズされたInsight Surgeryの手術ガイドを配布する。これらのガイドは、顎矯正や顔面再建手術などの口腔および顎顔面手術にも使用され、各ガイドは、患者に合わせた仮想手術計画を反映するように個別に設計されている。
Insight Surgeryの患者固有の手術ガイドは、バイオメディカルエンジニアのチームによって作成され、10~20営業日以内に納品できる。Insight Surgery独自のEmbedMedプラットフォームと組み合わせることで、デジタル手術計画とガイド作成のシームレスな統合が可能になると同社は述べている。EmbedMeプラットフォームは、患者の画像データを安全に容易に転送し、設計プロセスをサポートし、ISO 13485認定のFDA登録施設で手術ガイドの正確な製造を保証するために開発された。
「このパートナーシップは、患者情報を臨床的および経済的ROIに変えるという当社の使命と完全に一致している」と、Ricoh USAのマネージングディレクターであるGary Turner氏は述べている。「Insight Surgeryの専門知識と当社の強力なヘルスケアネットワークを活用することで、特に小児科医療などのサービスが行き届いていない分野で、最先端の患者固有のテクノロジーへのアクセスを合理化している。当社は、パーソナライズされた手術の新しい基準を設定している」。
「Ricoh USAはヘルスケア分野で広く存在感を示しており、その流通および臨床アプリケーション能力と相まって、InsightSurgeryにとって理想的なパートナーとなっている」と、Insight SurgeryのCEOであるHenry Pinchbeck氏は述べている。「当社の革新的な手術計画およびガイドソリューションをリコーのポイント・オブ・ケアネットワークおよび全社規模の病院3Dプリントプログラムと統合することで、患者の治療成績を向上させる信頼性が高く、高速で高品質なデバイスを外科医に提供できる。この提携は、国内のすべての外科医がパーソナライズされた手術を利用できるようにするという共通のビジョンを推進する」。