October, 1, 2024--英3DPRINTUK社は、より大規模なバッチ生産に対する需要の高まりに対応して、HP Multi Jet Fusion(MJF)マシンを3台から5台に増加した。
同社は、増加するMJFシステムのために、3名の専属の保守エンジニアからなるチームも立ち上げた。これに先立ち、米ストラタシス社の「SAF H350」マシンをポートフォリオに加えたことも最近発表している。
さらに2台のマシンと3名の新しい保守人員が加わることで、同社の能力が強化され、顧客のニーズに「さらに高い効率と生産能力」で対応することができると同社は述べている。
「2台の新たなマシンによって当社のMJF機能が拡大されることをうれしく思う」と、3DPRINTUK社のマネージングディレクターを務めるニック・アレン氏(Nick Allen)は述べた。「この投資により、さらに高い速度、精度、柔軟性をもって顧客の需要に対応することができる。これらの新しい高度なマシンによって、クライアントが期待する卓越した品質を維持しつつ、納期の厳守、精度の向上、生産量の増加を確保することができる。この投資は、当社顧客の進化するニーズに対応し、積層造形の未来を前進させるために、最適な最先端技術を活用するという当社の強い意志の表れである」(アレン氏)。
3DPRINTUK社は、MJF生産能力のこの大幅な拡大に伴い、あらゆる障害に対応できるチームを結成することによって、マシンのダウンタイムを低減し、品質と一貫性を確実に維持することを目指している。3DPRINTUK社のMJF専属の保守チームは、同社のSLSマシンを担当する既存の保守チームを補完することになる。
「社内エンジニアがいることで、あらゆる技術的問題に迅速に対応して、社外サポートへの依存を減らし、より短いターンアラウンドタイムを保証することができる」と、アレン氏は付け加えた。「先見的なこのアプローチにより、ダウンタイムが低減するだけでなく、マシンの耐久性と性能が向上し、信頼できる適時なサービスが卓越した製品品質とともに顧客に確実に提供されることになる」。