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Markforged社創業者、Formlabs社に買収を要請

December, 26, 2023--グレゴリー・マーク氏(Gregory Mark)は、Formlabs社に対し、同氏が共同創設し、所属していたMarkforged社との合併か買収を求めた。

同氏は、2013年の設立に尽力したMarkforged社でCEOを務めていたが、2020年10月に会長に就任した後、2021年12月に退社した。

8年間の民間事業者としての運営を経て、Markforged社は、2021年にSPACとの合併を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場したが、今年は4月と11月の2回、NSYEの規則802.01Cに違反している。規則802.01Cは、上場企業に対し、連続30日間の取引期間中に1株当たり最低平均終値1.00ドルを達成することを義務付けている。同社の株価(現在は0.70ドルという低さ)は、2023年10月23日以来1株当たり1ドルを超えたことはない。

Markforged社は2度目の違反通告を受けて以来、株式併合を検討すると発表した。株式併合とは、株主が保有する既存株式を少数の株式に統合し、価値に影響を与えることなく株価に影響を与えることである。

しかし、マーク氏はLinkedInで、Formlabs社の最高経営責任者(CEO)であるマックス・ロボフスキー氏(Max Lobovsky)にMarkforged社の買収を求める投稿をした。「合併はうまくいき」、同社は「何年にもわたって話し合ってきた」という。Formlabs社のCEOを投稿でタグ付けしてマーク氏は続けた。「あなたは、3Dプリンティングの技術を管理するのに適任だと思う。Markforged社を破滅のスパイラルから救ってほしい。この会社は優れた基礎技術を持っており、3Dプリンティングを知り、愛する素晴らしい人々いる」。この投稿には、同じく共同創業者で元最高技術責任者(CTO)のデビッド・ベンハイム氏(David Benhaim)が「いいね!」をした。

ロボフスキー氏は、この投稿にこのように返信した。「素晴らしいものを構築した起業家からの温かい言葉に本当に感謝している。Formlabs社のアプローチが、あらゆる種類のデジタルファブリケーションに導入されることはうれしいことだ。当社のアプローチには、相当な集中力が必要で、少数の製品の裏には多大な労力が費やされている。だからこそ、われわれは手を広げすぎないように注意しなければならない」。

現時点では、両社の合併が近いという兆候はないが、Formlabs社はワークトップSLAとSLS技術を提供し、Markforged社はワークトップポリマー、複合材と金属押出だけでなく、より大型の複合材技術とメタルバインダージェット製品の提供に注力しており、両社は相補的な技術ポートフォリオを持っている。両社ともマサチューセッツ州ボストンに本社を置いている。