3Dプリンティング産業、Q1 2023に37億ドル

June, 30, 2023, New York--SmarTech Analysisによると、2023年第1四半期の世界の積層造形市場は、経済問題にも関わらず、Q4 2022に対して連続二桁成長を記録した。全てのAMハードウエア、材料、ソフトウエアおよびサービスの成長率は、前期の34億ドルに比べてQ1 2023年は10.0%(37億ドル)と推定される。

ハードウエア投資とプリンタ材料の消費は、連続ベースでほぼ横ばいだったが、ポストパンデミック時代におけるAM製造サービスの継続的な利用が、2023年初に市場成長を後押しした。前年比業績は、全ての分野で同様に励みになるものであり、金属3Dプリンティング市場は、20%以上、ポリマ3Dプリンティング市場は、前年比17%増だった。

レポートの要点
・一般産業およびエネルギー市場におけるAMの利用が、一部の公共応用を後押し。発電所での利用から濾過、顧客特化の切断ツールの製造まで、SmarTechの金属AM市場トラッキングデータベースにおける‘General Industrial’は、最終的に予測期間末までに二番目に金属粉末を消費する見込である。トップは航空宇宙分野。
・過去数年、PBF市場の主要な成長動力学の一つは、新規参入者による産業の末端での成長だったが、中核的競争相手の力強い継続的な成長ほどではなかった。SmarTechによると、このトレンドは主に顧客獲得、専門的な従業員の維持に関わる。