February, 2, 2023, St. Petersburg--大手製造ソリューションプロバイダ、Jabil Inc.は、同社の有名なドイツ、イェーナの光設計センタが、現在、次世代3Dカメラのプロトタイプのデモンストレーションを行っていると発表した。
同カメラは、屋内と屋外環境の両方において20mまでの範囲でシームレスに動作可能。Jabil, ams OSRAMおよびArtiluxは、それぞれ3Dセンシングアーキテクチャデザイン、半導体レーザ、ゲルマニウム-シリコン(GeSi)センサアレイで各社独自の技術を統合した。これは、スケーラブルなCMOS技術をベースにしており、1130nm短波赤外(SWIR)で動作する3Dカメラのデモンストレーションである。
オートメーションの急成長は、産業環境におけるロボットや移動オートメーションプラットフォームのパフォーマンス改善を促進する。産業ロボット市場は、CAGR 11%成長で、2029年までに350億ドルを超えると予想されている。これらの革新的深度カメラからの3Dセンサデータは、障害物識別、衝突回避、位置確認やルート計画など、自律プラットフォームに必要な重要アプリケーションの自動化機能を改善する。
「業界は、あまりにも長く、太陽の影響を受けない環境に材料ハンドリング操作を限定する3Dセンシングソリューションを受け容れてきた。新しいSWIRカメラは、陽光が自律プラットフォームの利用にもはや影響を与えない、3Dセンシングの制限のない未来を垣間見せている」と、Jabilのオプティクス部、事業開発シニアディレクタ、Ian Blaschは、コメントしている。「この新世代の3Dカメラは、ミッドレンジ環境光耐性の予想される業界標準を変えるとともに、あらゆる照明環境で機能する新しいセンサパラダイムを導入することになる」
「1130nmは、ams Osramからの初のその種のSWIR VCSEL技術であり、強化されたアイセーフティ、日当たりのよい環境での傑出したパフォーマンス、皮膚検出機能を提供する。皮膚検出機能は、例えば人と産業用ロボットが相互作用する際に衝突回避のために極めて重要である。Jabilとの提携で、次世代3Dセンシング、マシンビジョンソリューションを現実のものとすることになる」と、ams Osramの事業ライン可視化&センシング、シニアVP、ジェネラルマネージャ、Dr. Joerg Straussは、コメントしている。
(詳細は、https://www.jabil.com)