March, 3, 2022--米Women in 3D Printing社(Wi3DP)は、米Dyndrite社の市場開発責任者であるクリスティン・マルヘリン氏(Kristin Mulherin)の新社長就任を発表した。
組織が創業7年を迎え、創業者のノーラ・トゥーレ氏(Nora Touré)がWi3DP社の取締役会長になったことを機に実現したものである。
トゥーレ氏は、3Dプリンティング分野に従事する女性へのインタビューをブログで紹介するというボランティア精神旺盛な組織から始めたが、36か国にすべて性同一性の23,000人以上のメンバーを数えるグローバルコミュニティに発展した。現在、Wi3DP社はNextGenプログラムとDEIプログラムを実行している。これらは、次世代の積層造形労働力に着目し、多様性、公平性、包括性のそれぞれの側面に対処すると同時に、TIPE 3D Printingバーチャル会議を主催する。
Wi3DP社の社長になることで、マルヘリン氏はそれぞれの取り組みをさらに発展させる任務を負う。同氏とWi3DP社との関係は数年間に及び、同氏はオレゴン州ポートランドでチャプターアンバサダーとして組織を代表し、TIPE 3Dプリンティング会議の実行委員会に参加したことがある。この会議は、先月開催された。また、取締役会には2年以上在籍している。一方、同氏は、米HP社、米サーモフィッシャーサイエンティフィック社(Thermo Fisher Scientific)、英LPWテクノロジー社(LPW Technology)にも勤務したことがあり、2019年にAM-Cubedというコンサルタント会社を設立した。
「過去7年間に達成した仕事、つまりブログから業界最大のコミュニティの1つに成長したことを非常に誇りに思っている」とトゥーレ氏は述べた。「チームが成長し、プログラムが進化する今こそ、組織の次のステップについて考える必要がある。クリスティンは、最初のアンバサダーの1人であり、2年以上にわたって取締役を務めており、Wi3DP社を持続可能でスケーラブルな組織に構築する素晴らしい才能と意欲を発揮してきた。彼女が社長の立場で達成する業績の証人となることを楽しみにしている」。
マルヘリン氏はさらに次のように述べた。「ノラは近年爆発的な成長を遂げているグローバルな組織を作り上げた。他のエグゼクティブチームとともに、このコミュニティの男性と女性をサポートし、積層造形と従来の造形の両分野でパートナーシップを強化することを楽しみにしている。また、NextGenプログラムやDEIプログラムといったわれわれの取り組みをさらに発展させるためのサポートを提供していく。このコミュニティで個人的にも職業的にも大きく成長してきた今、社長職を引き継ぐことを光栄に思う」。
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