nTopology、シリーズDの資金調達ラウンドで6,500万ドルを調達

December, 20, 2021--
nTopology社が6,500万ドルの追加資金を確保し、資金総額が1億3,500万ドルに到達した。

このシリーズD資金調達ラウンドはTiger Global社が主導し、Oldslip Group社、Root Ventures社、Canaan Partners社、Haystack社、Insight Partners社が参加した。2020年9月には、シリーズＣで4,000万ドルを調達している。
nTopology社はこの資金を、製品開発や「国際事業の拡大」に向けた「数種類のアプリケーションを拡大」するために充てるとしている。同社のソフトウェアプラットフォーム（4月に第三世代がローンチ）は、インプリシットモデリング、フィールド中心のデザイン、ブロックシステムをベースに設計されている。このすべてが備わると、エンジニアに「次世代のデザインツール」の提供が可能になる。この提案は、Ford社、Lockheed Martin社Honeywell社、Wilson社を含む 300社以上の顧客に採用されている。
「この仕事を始めてすぐに、CADのようなエンジニアリングソフトウェアのほとんどが、革新的なデザインを推し進める上で障害になっていることに気がつきました」と、同社の設立者兼CEOのBradley Rothenberg氏は語る。「当社は、エンジニアが直面する問題を解決することに特化して設立されました。エンジニアが積層造形技術の力をじゅうぶんに活用して、旧態依然とした設計ツールによって未だ残るギャップを埋めることを目的としています」
「nTopology 社の顧客は、自社製品の主要部品を設計するために、このソフトフエアを使用しています」と、Tiger Global Management社のパートナー、John Curtis氏は付け加える。「高度な製造技術が製品の設計と製造の限界を押し上げるなか、エンジニアリングソフトウェア界の新しいリーダーとしての役割を果たすnTopology社の姿を見ることができて、うれしく思います」

オリジナルコンテンツ：TCT Magazine International
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